ニューロダイバージェントが少しでも生きやすくなるために
2024.04.26
こんにちは カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。
以前に、ニューロダイバーシティーとは何かについて、またニューロダイバージェントの苦しみについてお話しさせて頂きました。
今回の記事では、ニューロダイバージェントが少しでも生きやすくなるためのヒントをお届けできればと思います。
大前提として、理想を言えば、アメリカやヨーロッパで正しいトレーニングを受けた心理学者にテストをしてもらい、実際にニューロダイバージェントの診断が下るのかどうかを確認してもらうべきです。さらに、テスト後にその心理学者もしくはアメリカやヨーロッパで正しいトレーニングを受けた心理カウンセラーからカウンセリングを受けていく事も大きな助けとなるでしょう。しかし残念ながら、日本でそのような人を探すのは難しいので、もしアメリカやヨーロッパにお住まいの方は、ご自身がニューロダイバージェントかもしれないという疑いがある場合は、連絡されてみる事を強くお勧めいたします。
では、本題に入っていきます。
受け入れる事
まずは受け入れる事です。ニューロダイバージェントの特徴があると周りに何度か言われたことがあるのであれば、それはその可能性が高いと考えて、まずは周りにはそういうふうに見えている事を受け入れる事が重要です。
ここで大事な事は、これは「病気」ではないという事です。「障害」かと言われれば、確かにそうかもしれませんが、それは以前にもご説明差し上げたように、今の世の中がニューロダイバージェントのために作られた世の中ではないから、社会的見地から見てそう見えるだけであって、「障害」だから「悪」であったり「劣っている」というわけではありません。
と同時に、現実をありのままに受け入れなければ、問題を問題としてみる事ができません。その結果として、様々な場面で支障が発生するので、受け入れる事が最初の大きな一歩になるのです。
強みと弱みを理解する
例えば、ニューロダイバージェントの特徴として、集中するのが難しいというのがあります。しかし、この特徴を持っている人の多くは、自分の好きな事や興味のある事であれば、むしろものすごく集中できるという特徴もあります。
また、こだわりが強いというのもニューロダイバージェントの特徴の一つです。これは、なかなかフレキシブルになりにくいという支障をきたしがちです。それと同時に、一度決めたことを曲げない、目標に向かって突っ走っていける力があるともいえるのです。
特徴が場面によって強みになったり弱みになったりします。それが、どういう風に現れるのかを理解することで強みを活かせたり、弱みから発生してしまう支障を緩和できたりすることが期待できるでしょう。
以上、正しい知識を得て頂ければ幸いです。
荒川龍也