私にとって「生きづらさ」は生まれら時から始まっていました。
私は決して望まれて産まれた子どもではなく、それが原因で親から十分な愛情を受けて子ども時代を過ごすことができませんでした。
その結果、小さな頃からずっと、常に周りの目が気になり、不安に怯え、親の脅威に苦しんでいました。
もちろん人間関係にも常に悩んでいました。
思春期を迎える頃には「いつこの世界が消えてなくなってくれるのだろうか。そしたら楽になれるのに。。。」とずっと考えていました。
高校受験に失敗し、行きたかった高校に行けず、高校を三ヶ月で退学します。
中退してからの2年間は非常に苦しいものでした。
真っ暗闇の出口の見えないトンネルを、目的もわからずずっと這いつくばっているような感覚でした。
しかし、運の良い事に素晴らしい心理カウンセラーに出会い、ある程度までは回復し、夜間高校に入学しました。
しかし、私の生きづらさはそれで終わりではありませんでした。
高校卒業後も、大事な人との別れ、環境の変化、大きな心配や不安な出来事等々、何かあるたびに非常に強く生きづらさを感じるのでした。
心理カウンセラーになるためにアメリカの大学院で心理学を学び、卒業後心理カウンセラーとして働きながら、勉強を続けるうちに、私は自分自身がアダルトチルドレンである事に気づきました。
罪悪感を感じ過ぎてしまう事、自分に自信が全く持てない事、人間関係で常に苦しんでいる事、心配し過ぎてしまう事などなど、幼少期から感じていた全ての苦しみは毒親のせいである事がわかったのでした。
それに気づくことができてからは、心理学先進国であるアメリカ発信の書物を読み漁り、アダルトチルドレンのための心理カウンセリングを受け、アダルトチルドレンを脱却し生きづらさの緩和に成功しました。
今では、夢見ていたアメリカの地で、素晴らしい妻と可愛い子ども二人と共に毎日私に幸せを感じながら生きる事ができています。
また、同じ苦しみを味わった人間として、アダルトチルドレン専門心理カウンセラーとして、多くの生きづらさを感じるクライアントさんの、生きづらさの緩和のお手伝いをさせて頂いています。
心理カウンセリングを日本人の方に提供しながら「生きづらい」という言葉を何度も聞くことに気づきました。
多くのクライアントさんからこの生きづらさについて話を聞かせて頂くうちに、ある共通点が浮かび上がってきました。
それは、「生きづらさ」を感じる方のほぼ全ての方が、子ども時代に親から受けた心の傷や間違ったメッセージによって自らの人生を自らの手によって生きづらくしてしまっている事です。
私の場合、精神医療・心理学先進国であるアメリカで学び、アメリカで心理カウンセリングを受けられたが故に、アダルトチルドレンから脱却することができました。
しかし、残念ながら日本の心理学はアメリカのそれと比べて非常に遅れており、間違った情報があたかも常識かのように浸透してまっています。
それが原因で、多くのアダルトチルドレンの方の苦しみが良くなるどころか、悪化してしまっているのが現状です。
実際、クライアントさんとのセッション中、正しい知識をお教えする時間を何度も取らせて頂かなくてはいけない事が多々あります。
日本の心理学の遅れ等はこちらをご覧ください
コロナ禍になってから、テレビ電話が生活に浸透してきたのもあり、日本の方からも御連絡を多く頂くようになりました。
しかし、時差や金銭的な問題等、様々な理由により実際にカウンセリングをご提供できない現実に何度も直面してきました。
それでも何とか正しい知識を提供し、私のように苦しんでいる方々の助けになりたいという強い思いからこのコースを作る事にしました。
アダルトチルドレンを脱却し、生きづらさを緩和するには、日々の努力とその為の正しい知識が重要なカギとなります。
このオンラインコースを通じて、それらを御提供する事により、私のように生きづらさで自分の人生を自分のために生きられなかった人が、生きづらさを緩和し、自分の人生を取り戻すお手伝いが出来れば幸いです。
アダルトチルドレンとは何なのかを学んで頂き、自分がアダルトチルドレンなのかをチェックリストを使って確認して頂きます。
毒親とは何なのかを学んで頂き、毒親に育てられたという事実を認識して頂きます。
あなたのどのような特徴が生きづらさに繋がってしまっているかを学んで頂きます。
日本文化のどのような点がアダルトチルドレンをさらに生きづらくするのかを学んで頂きます。
日本の心理学・精神医療の遅れが原因で非常に多くの間違った情報があたかも常識であるかのように浸透してしまっています。どのような情報が間違っていて、それがどのようにアダルトチルドレンに悪影響を与えてしまうのかを学んで頂きます。
生きづらさに対して実際に何ができるか―実践的な科学的に効果があると証明されている対処法を学んで頂きます。
アダルトチルドレンからの脱却のために重要な事を学んで頂きます。
現在の親との関係について学んで頂きます。
1) オンラインコースを受ける前はどのようなお悩みで困っていましたか?
母親と関わることがとても生きづらさにつながっていました。厳しい母親に育てられ、自分の意見を言える立場でなかったことや親の期待に常に応えなければいけなかったことなど、自分の感情を抑えなければいけない場面が沢山ありました。私が間違いを起こせば、母親は怒鳴り散らし、叩かれることも多くありました。母親が行き過ぎた行動を取っても自分の過ちを認め、謝ることなどありませんでした。そんな毒親に育てられた私は、自己肯定感が低く、なかなか自分が好きになれませんでした。子供が3人いて、幸せな家庭を持っているにも関わらず、自分を大切にできなかったり、自分が必要とされていないと常に考えていました。また孫の顔を見に週1のペースで泊まりに来る母親がとてもストレスでした。
2) オンラインコースを受けて、上記のお悩みがどのように改善されましたか?
まずオンラインコースを受けて自分の気持ちを書きだし、自分の状況、気持ち、感情をより理解することができました。自分の思いを可視化するだけで少しづつ自分の中のモヤモヤとした気持ちが解消されたと思います。また、何かがトリガーとなって自分の幼少時代の嫌な記憶が蘇ってきた時に「私はこれだからダメなんだ」「私のせいでこうなったんだ」と負のスパイラルによく陥ってしまっていましたが、深呼吸をして、今の自分に集中をして、落ち着く事ができました。また、モヤモヤがどこから来ているのかを理解できて、すっきりしました。生きづらい場面がどういう時なのかを考える事ができて理解が深まりました。最後に、教材のフォーマットもよかったと思います。
3) オンラインコースを通じて、どのような事が達成できましたか?
今までは過去に親が私にしてきたことに対して怒りや憎しみなどの感情に縛られていましたが、これからは自分で親との関係にバウンダリーを設け、自分の決断で物事を進めていきたいという前向きな気持ちになる事ができました。また一人で抱え込まず、自分の近くにいる夫や義理母に助けを求めても良いのだということに気づきました。
4) このオンラインコースをどういう人にお勧めしたいですか?
カウンセラーに相談するのは少し抵抗がある、ハードルが高い。けれども、自分のいる状況を改善したいと思われている方にお勧めしたいです。自分のペースでワークを進める事ができ、プレッシャーを感じる事なく、前向きに勧められたのが良かったと思います。
1) オンラインコースを受ける前はどのようなお悩みで困っていましたか?
自分を上手く表現出来ないことへのもどかしさ、自分を犠牲にしすぎる事、我慢しすぎてしまう事などの生きづらさで困っていました。 自分のやりたい事などを判断材料にするのではなく、「普通」とは何かを探しすぎていたり、正しいか正しくないかで物事を決めつけてしまう事も生きづらさの原因になっていました。
2)オンラインコースを受けて、上記のお悩みがどのように改善され、 どのような事が達成できましたか?
オンラインコースを受けて、アダルトチルドレンに関しての細かい部分がわかりました。また、性格は変えられるものだということも理解できました。自分の課題がみえるようになったり、思考と感情が違うということも理解できました。不安・心配にとらわれすぎず、「今この瞬間」にもっと集中できるようにもなりました。
さらに、アダルトチルドレンだったことが、こんなにも今の生きづらさに影響していたんだということが理解出来たことで、モヤモヤする自分責めが軽減されて、かなり心が楽になり、非常に生きやすくなりました。他人や主人に対して自分の気持ちを優先するべき時に優先すること、自分を大切にすること、休むこと、自分の気持ちに気づきそれを伝える事等もできるようになりました。助けを求めるべき時に助けを求められるようになったのも大きな達成です。最後に、自分の親は毒親だったのだと認められたことも大きいと思います。
1)オンラインコースを受ける前はどのようなお悩みで困っていましたか?
ふとしたきっかけで、自分を責め始めて誰かに謝ったり、懺悔しないと生きていてはいけないという不安や恐怖心に囚われて、他のことが手につかなかったりパニックになってしまうことが多く、とても困っていた。
2)このオンラインコースのどういう所が良かったですか?
テキストとビデオによってアダルトチルドレンの人にとって必要な知識を得られること。そして、各章のワークを自分でやってみてそれを荒川さんに送ると、わたしの個別の経験や思考のクセなどへのコメントがもらえること。これがあったので、自分のことを理解しようとしてくれている、理解してくれていると感じることができてコースを続けていきたいと思えた。
また、最初に第6章の対処法を教えてもらえたのはとても助かった。なぜなら、このコースを進めていくことは時々すごく辛いから。その辛い状態になったときにどうしたらいいかをまず知って、練習を始められるのはとても良かった。
荒川さんがアダルトチルドレンの人の傾向を理解した上で言葉を選んで話してくれるので、それも助かった。そこの配慮がない場合、相手の意図とは関係なく、相手の発言がきっかけで自分を責め始めてしまうことがよくあるので。
3)オンラインコースを通じて、どのような事が達成できましたか?(できるだけわかりやすい 例を頂ければ幸いです)
コースを受講前は、自分を責める発作に怯えていたので、そのきっかけになるような記憶を思い出しませんようにと祈る日々だった。何がきっかけになるかわからないので、昔のことはできるだけ考えたくないと思っていた。実際に自分を責める発作が起こると自分の頭のなかを落ち着けようと、必死になって他のことが全然できない、人にも会いたくないという状態だった。みぞおちあたりが痛くなるし、呼吸も上手くできない、パニックでごめんなさない、ごめんなさいと繰り返し号泣することもあった。自分のメンタルが不安的な時は人に会うのを避けていた。
でもコースを受け始めて、わたしがわたしを責めすぎるのは自分のせいではないと学べた。そして思考や感情が生まれることはコントロールできないし、放っておけば自然と流れていくものだとも学べた。まだまだ自分自身を責めすぎることはあるが、このコースで教わった対処法を繰り返し練習したり、ワークを続けることで少しずつ自分を責めすぎなくなるだろう、と今は希望が見えている。
4)このオンラインコースをどういう人にお勧めしたいですか?
わたしのように自分を責めすぎて生活に支障が出ている人。日本で精神科・心療内科に通い続けている人。完璧主義で自分の首をしめている日本の子育て世代の人たち。
第1章から第8章までを、教材とビデオを通じて御自身のペースで学んで頂きます。