ハピネス
2017.01.15
こんにちは。
カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。
現在ロサンゼルス近辺で、心理カウンセラーとして日々奮闘しております。
このブログでは、日々の生活の中でカウンセラーとして思う事、アメリカのメンタルヘルス事情、カウンセラーの視点からのニュースに対しての意見などなど、たくさんの事をお伝えできたらと思っています。
さて、以前友人と「幸せとは何か」について話している時に過去の事例を思い出しました。
かなり劣悪で恵まれない環境で過ごすクライアント。狭いアパートに入りきらないほどの大家族。近所での銃声が止まない夜もあり、日本では考えられないような状況。
そんなクライアントも、カウンセリングを通して当初問題とされていた反抗的な態度や怒りの表現の仕方などを改善することができて、晴れてカウンセリングからの卒業を迎えます。
卒業式のプレゼントとしてクレヨンやお絵かきをもらった時のそのクライアントの笑顔は、屈託のない純粋な幸せを表現するものでした。
ここで問われるべきは、幸せとは何か。どんなに恵まれた環境でも幸せでない人もいれば、どんなに信じられないような最悪と思えてしまう状況でも幸せを見つけ出せる人はいる。
つまりは、その人の選択次第なんですよね。
私もカウンセラーとしてクライアントに何をしてあげるのが本当のカウンセリングなのか、考えさせられました。例え私がカウンセラーとしてベストだと思う事でも、クライアントがそれを選ばない限りは、それがベストではないわけです。また、例えカウンセラーがベストなカウンセリングを提供できなかったと思っていても、クライアントは幸せを感じることができているかもしれない。全てはクライアントの選択次第なのです。そんな中で、私は私のベストを尽くすことがカウンセラーとしての使命なのでしょう。
実は不幸せの方が見つけやすいという人は、脳がそういう風になってしまっているんです。幸せを見つけやすい人も同じです。幸せを見つけやすい脳、そんな自分になりたいという人にもカウンセリングはオススメです。
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