よくある質問に答える―カウンセリングと薬、カウンセラーと精神科医の違いについて。
2018.07.17
こんにちは。
カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。
日本人にもアメリカ人にも言えることですが、
病気になるとまず医者、そして薬を飲むことで症状を軽減もしくは除去するというのが
昔からある病気への対処法です。
これは身体的な病気にはいいかもしれませんが、精神的な病気の場合よほどの重い病気(躁鬱病や統合失調症等)でない限り実は薬を飲む必要がないことがほとんどです。逆に言えば、薬は症状のみに対処しているだけなので、症状の根本の原因を改善しない限り、症状は再発することがよくあります。そして、その症状の根本の原因の解決法がカウンセリングです。
簡単にいえば
薬は氷山の見えている部分(症状)を除くためのものです。しかし、その氷山の見えている部分は見えていない部分(根本の原因)があってこそのものであり、その見えていない部分を解決へと向かわせてくれるのがカウンセリングです。
薬はすぐに症状が良くなったように思わせてくれますが、実際の所問題の根本を解決しない限りは薬に頼ってばかりになってしまうケースが良くあります。逆にカウンセリングの場合は、多くの場合すぐに効果が出ないため最初は辛いですが、やはり根本の問題を解決することができるので、再発することもあまりありません。
そしてこれはよく聞かれる質問にもつながります。
「カウンセラー」と「精神科医」の違いは何ですか?
答えは、カウンセラーは薬は出せませんが、心理カウンセリングによって問題の根本の解決をお手伝いすることが可能です。逆に精神科医というのは薬を出すことができますが、ほとんどの場合カウンセリングを専門としないことが多いです。
以上、簡単ではありますが違いについて説明してみました。
理解が一層深まって頂ければ幸いです。
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