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子育ての心理学―10 夏休みということで知っておくべきこと

こんにちは。

カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。

 

アメリカの学校はもう夏休みに入りました。日本の学校もあと1ヶ月ほどで夏休みに入ることでしょう。いろいろ楽しみなイベント等あると思いますが、ここでいくつか親御さんに気を付けておくべきことを簡単にまとめてみましたので、参考にして頂けると幸いです。

 

1子どもにはけじめのある生活を送らせること。

 

夏休みになると、元々あった家庭のルール等があいまいになったりします。しかし、夏休みだからといって子どもがルールを守る必要がないと言うわけではありません。元々しっかりとしたルールがあった家庭では、そのルールをたとえ夏休みでも必ず守らせていくことが必要です。こうすることで、夏休み中の生活もスムーズにいくだけではなく、夏休み後に学校が始まったとしても問題なく学校生活に戻っていくことができるでしょう。

 

逆にあまりルールが確立されていない家庭では、この機会にルールをしっかり作られてはいかがでしょうか。夏休みは子どもが家にいる時間が普段よりかなり長くなるため、元々なぁなぁなルールや、その場しのぎで作ったルールなどを適用してきていた家庭では、そういった対処法が効かなくなることがよくあります。

 

どちらにしても、子どもにけじめのある生活を送らせることが大切です。

 

2 環境を変えたからといって問題行動が治るわけではない。

 

「おじいちゃんおばあちゃんの家で一か月だけ親なしで住まわせることになり、環境も変わるので帰ってきたら今までの問題行動を起こさなくなって、すべてが良い方向に行く」

こう考える親御さんをかなり多く診てきましたが、残念ながらそのようなケースはほとんどありません。子どもが自宅に帰ってきて最初の数日・数週間は問題行動が見られなかったが、結局元に戻ったというケースは数件見たことがあります。

理由は以下の通りです。

子どもが問題行動を起こす理由の一つに、親子関係がありますので、親と離れてしばらく暮らしたからといって親子関係の改善につながるわけではありませ。また、問題行動を起こすもう一つの理由として家庭でのルールがあります。ルールが厳しすぎるから、もしくはあいまいだから問題行動が起きている場合がほとんどで、例えしばらく離れて生活したからといってそのルールが変わるわけではありません。元の家に戻ってこれば機能していなかった元通りの家のルールがあります。その枠の中で生活しなくてはいけない子どもは、結局元通りの問題行動を引き起こすことでしょう。

 

3 サインを見逃さない

 

実は夏休みが苦手という子どももいます。今まで守ってきたルーティーンがなくなるので、周りにはそう映らなくても、本人にとっては夏休み=新しい環境なのです。大人ですら新しい環境に飛び込んでいくのは大変なのに、子どもでしたらそれはなおさらです。

 

そんな中、メンタルヘルスに問題のある子どもは必ずサインを出します。親はそれを見逃さない事が大事でしょう。以下がその例です。

 

不安な子どもは「もし〇〇だったら」といった周りにとってはなぜそのようなことを聞くのかわからない発言を良くします。こういった発言が続くようでしたら、専門家に連絡しましょう。

 

うつ病(もしくはそれに近いもの)に悩む子どもは、一人になりがちだったり、普段よりも元気が無かったりします。そのようなサインが見受けられる時は、専門家に相談しましょう。

 

以上、代表例を挙げてみました。

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