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カリフォルニア州公認カウンセラーのブログ

長年に渡る経験に基づく意見や
メンタルヘルスについて日々考えることを綴ります。

アダルトチルドレンの特徴2

こんにちは、カリフォルニア州公認心理カウンセラー、子どもとその家族、大人のうつ病・不安障害、そしてアダルトチルドレン専門の荒川龍也です。  

以前のブログでは

アダルトチルドレンに関しての概略

アダルトチルドレンに関してのよくある誤解

アダルトチルドレンの方が抱える生きづらさ

アダルトチルドレンの特徴1

についてお話しさせて頂きました。

今回のブログでも、アダルトチルドレンの特徴についてお話したいと思います。

 

頑張り続けなくてはいけない

アダルトチルドレンの方は、親から何かしらのメッセージを貰う事によって、

「〇〇をすれば愛情を注いでもらえる」

「△△な人間になれば、親は自分の事を見てくれる」

という風に考えます。その中でよくあるパターンの一つが、

「良い子・がんばっている子であれば愛してもらえる」と考える事です。

子どもが良い子・がんばっている子であろうとするのはある程度は当然の事です。健全な親であれば、良い子・がんばっている子の事を認識し愛情を注いであげるものです。しかし、アダルトチルドレンの親の場合、どれだけ子どもが良い子である努力をしようとも、頑張り続けていようとも、認めてあげもせず、ましてや愛情を注いでくれようともしないのです。もしくは愛情を注いでくれたとしても、そこに一貫性が無いのです。その結果、子どもは「もっともっと良い子でいないといけない」「もっともっとがんばらないといけない」と考えます。しかし残念ながら、それでも愛してもらえず、負の連鎖へ突入します。

残念ながら、これは大人になっても様々な場面で影響を与え、生きづらさの原因となります。例えば、どれだけ友人や同僚などの周りから認められていても、自分では自分の事をなかなか認められず、成し遂げてきた素晴らしい事があたかもなんでもないかのように思えてしまうのは、これが理由です。よって、このような経験をしてしまうアダルトチルドレンの多くの方に共通しているのが、どれだけがんばっていても自信が持てない、常に不安、周りに認めてもらえている気がしない等々です。

当然の事ながら、あなた自身があなたの事を認めてあげられなければ、生きづらさは続いてしまうでしょう。

 

以上、参考にしていただければ幸いです。

カリフォルニア州公認心理カウンセラー
荒川龍也

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