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カリフォルニア州公認カウンセラーのブログ

長年に渡る経験に基づく意見や
メンタルヘルスについて日々考えることを綴ります。

子どものうつ病―治療法

子どものうつ病―治療法

こんにちは。カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。

前回のブログでは子どものうつ病について説明致しました。今回は、カウンセリングを通じてどのように治療するかについてお話したいと思います。

治療法

子どもとの信頼関係

クライアントさんが子どもであろうが大人であろうが、そこに信頼関係が無ければ、カウンセリングがうまくいく事はほぼ期待できません。この信頼関係自体が、治療の大部分を占めるといっても過言ではありません。

信頼できる大人と毎週1回話すことができる。
信頼できる大人が毎週一回自分の話を聞いてくれる。
信頼できる大人が「〇〇しろ」「〇〇でないとダメ」と言わずに、苦しい時も傍にいてくれる。

だから、子どもはがんばろう、前に進んでいこう、失敗しても立ち上がっていこう、そう思えるようになるのです。

親が変わらなければいけない

しかし、どれだけ子どもが変われたとしても、子どもが子ども自身の力では変えられないものがあります。それが家庭環境です。
どれだけカウンセラーが毎週1時間、心の癒される時間を子どもに提供できていたとしても、子どもは残りの時間を親の傘の下で過ごします。子どもの心の病の主原因のほとんどは家庭環境です。これが変わらなければ、カウンセリングを通じて子どもが変わったとしても、結局元に戻ってしまいます。当然の事ながら家庭環境を変えるためには、親が変わらなければ変わりません。よって、私は毎週子どもだけではなく、親御さんにもお会いし、どのように親御さんが変わっていけるかをアドバイスいたします。
今までの子育ての仕方がすべて間違っているという事はありえません。良い部分も必ずあり、それは続けて頂きます。それと同時に、改善するべき点は、なぜそこを改善するべきかを理解して頂き、どんどん改善して頂きます。

こうして、子どもも親も両方変わっていくことで、最終的に子どもがカウンセラーとお別れをしても、親と笑って生活することができるようになるのです。

荒川龍也
カリフォルニア州公認心理カウンセラー