Specialization

Anxiety・Worry
(不安・心配)

不安・心配とは
「〇〇かもしれない」「〇〇になったらどうしよう」、誰しも考えたことがあると思います。これが、不安・心配です。こう考える事は人間として当然のことで、逆にこのよう考えられないと危険な目にあってしまうかもしれません。しかし、「〇〇かもしれない」「〇〇だったらどうしよう」と考えすぎてしまい、なかなか止められない場合それは心の病のサインかもしれません。
昔からある能力
不安とは昔から人間が持っている、未来を想像する能力であり、これがあることで人間はここまで生き延びることができたといっても過言ではありません。そもそも大昔はその日生き残ることができるかどうかわからない日々の連続でしたので、「不安・心配」という能力は常に必要でした。この能力がある事で、例えばクマに出くわしても戦うか逃げるか固まるかという選択を一瞬のうちにすることで、自らの身を守ってきました。
過度な不安の原因=脳の誤作動
不安・心配の感情を司っているのが偏桃体という脳の部分です。
ある危険な状況になると、この偏桃体が他のどの脳の部分よりも迅速に反応し、体に戦うか逃げるか固まるかを命令します。この結果、体は様々な反応をします。心臓の鼓動が早くなったり、汗をかいたり、息が浅くなったりというのが例です。体がこうした状態になることで、危機的状況に対して反応しやすくなるのです。このような反応は正常なのですが、人によっては何らかの原因により、偏桃体が反応しすぎてしまう事があります。それが心の病を生んでしまいます。
しかし、現代では生きるか死ぬかといった状況に陥ることはほとんどありません。かといってこの不安という能力がなければ、高速道路を歩行するなどということもできてしまうのです。実際、偏桃体だけが機能停止してしまっている女性というのが過去に存在しました。この女性に夜道を一人で歩いてはいけないと何度言っても理解することができませんでした(偏桃体が正常に機能している女性なら、夜道を一人で歩いたら見知らぬ人に襲われてしまうかもしれないと考えることができます)。これは偏桃体が正常に作動していないのが原因です。
偏桃体の誤作動を引き起こす原因(1)考え方
偏桃体が誤作動を起こす理由の一つに前頭葉の影響があります。前頭葉とは論理的思考を司る脳で、偏桃体と強く繋がっています。前頭葉が心理学用語でいう所の認知の歪みをした際に、それが不安という感情を生み出すような考え方の場合、例え危険な状況ではないにも関わらず偏桃体は誤作動を起こしてしまいます。
偏桃体の誤作動を引き起こす不安の原因(2)生活スタイル
偏桃体は生活スタイルからも強く影響を受けます。例えば、睡眠をしっかり取れていない場合、REM睡眠の回数が減り、その結果偏桃体が誤作動を起こしやすいという研究結果も出ております。
偏桃体の誤作動を引き起こす不安の原因(3)トラウマ
もう一つ考えられる偏桃体の誤作動の原因に、過去に受けたトラウマが考えられます。この経験により、この経験を思い出させてしまう物・場所等を見たり聞いたりしてしまう事で、偏桃体が誤作動してしまいます。
不安によって引き起こされる症状
・イライラする
・疲れやすい
・集中できない
・落ち着きがない
・筋肉の張り
・寝付きにくい、眠れない、中途覚醒
・心臓の鼓動がいつもよりも速い
・汗をかく
・体の震え
・息苦しい、息が詰まるような感覚
・胸が痛い、苦しい
・気持ち悪い
・腹痛
・めまい
・寒気、暑気
・無感覚
・現実感がない
・頭がおかしくなるような感覚
・死んでしまいそうな感じ(死なないとわかっているのに)
代表的な不安による精神疾患
・不安障害
・パニック障害
・強迫観念障害(鍵を閉めたっけ?火を消したっけ?と心配になり何度も何度も確かめてしまう行動)
・ひきこもり
・恐怖症(閉所恐怖症、先端恐怖症等、恐怖症と言われるものは不安が原因です)
・うつ病(不安によってうつ病が併発する事はよくあります)
対処法
いくつかありますが、偏桃体の誤作動を正常に戻すのに一番効果的なのが深呼吸です。
前途したように、不安にコントロールされている時、偏桃体が今いる状況が例え危険でなくても「危険」だと認識してしまっています。その際に、体を危険な状況に対処できるようにします。その一つに呼吸を早くさせるというのがあります。これを深呼吸する事で体から脳に「危険な状況ではない」と知らせることで、偏桃体が静まってくれます。
間違った対処法
よくある間違った対処法は自分に「大丈夫」と言い聞かせることです。不安や考え事とは波のようなもので、行ったり来たりを繰り返します。この波に乗りすぎてしまうことで、「〇〇だったらどうしよう」という考えが止まらなくなります。「大丈夫」と言い聞かせることは不安にさせる波に乗ってしまっているのと同じです。これでは不安は治まりません。また、偏桃体は論理的に考えることができないので、「大丈夫」という論理は偏桃体には通用しないのも、これが間違った対処法の理由でもあります。
薬を飲めば治るのか?
これらの症状は薬を飲むだけでは抑えることはできますが、治すことにはなりません。薬によっては、それを飲むことで偏桃体を眠らせ、結果不安を抑えることができるという効果もあります。しかし、それでは薬を飲むのを止めてしまうと結局以前のように脳が誤作動してしまいがちです。
日本人の特徴
日本には昔から「薬神話」なるものがあり、何でも薬を飲めば治ると考えている方が大勢います。もちろん薬を飲むべき精神疾患もありますが、ごく僅かです。ましてや不安・心配で困っている場合、薬は一時しのぎにすぎません。実際、日本で何人もの精神科医・心療内科医に診てもらい薬を服用してきたが、全く治らず私のオフィスに来て頂き、カウンセリングを通じてよくなっていった方は何人もいらっしゃいます。
カウンセリングを通じて
不安・心配に関しては、対処法を学んでそれを実践していく事、食生活や生活スタイルそのものを変えていく事、そして最後にそもそもの原因と向き合い解決していく事が大切です。これらは心理カウンセリングを通じて実現可能です。

Kids and Adolescents
(子ども・青年期の子ども)

子どもがカウンセリングを必要とする時とは
子どもがカウンセリングを受ける時というのは学校で問題があるか、家で問題があるかその両方で問題があるかの場合がほとんどです。問題とは「学校のルールを守らない」、「親のいう事を聞かない」、「大人に対して普通以上に反抗的な態度」等があります。また、「元気がない」、「部屋にこもりがち」、「普段以上にイライラしがち」というのもよく聞きます。このどれもが子どもの精神疾患の可能性を示唆しています。
子どもが患う主な精神疾患
以下が、子ども患う主な精神疾患の例です。

・反抗挑戦性障害
・ADHD(注意欠陥多動性障害)
・うつ病
・不安障害
・分離不安障害
・PTSD(心的外傷後ストレス障害)

私の子どもはADHDでしょうか。
最近よく耳にするようになった言葉、ADHD。実際の所、本当はADHDじゃない子どもがほとんどです。また、子ども専門で正規の教育を受けた心理カウンセラーでないとADHDかそうではないかというのはなかなか判断しにくいので、ADHDと誤診されてしまった子どもも今まで何度も何度も見てきました。もしお子様がADHDではないだろうかとご心配な親御さんは、まず御相談下さい。
子どもと大人の違い
うつ病や不安障害に関して言えば、子どもと大人ではその現れ方に大きな差があります。大人の場合、イメージとして持たれるのは、悩んで落ち込んでしまってふさぎ込んでいるといった感じでしょうが、子どもの場合はそれが「イライラ」として現れ、反抗的な態度へとつながっていきます。イライラしているのは、ただの反抗期だろうと決めるけるのは大変危険です。
日本人の親御さんによく見られる特徴
日本人の親御さんがよくお困りになる事として「子どもが言う事を聞かない」という事があります。もちろん親のいう事をきかない子どもも悪いのですが、99%の場合親御さんのしつけの仕方が正しくない(虐待など)、もしくは効果的でない(口で注意するだけ等)ことがあります。カウンセリングではそういった事をお教えしてくこともします。
子どもの精神疾患が治るためには
子ども専門の心理カウンセラーとしてずっと子どもにカウンセリングを提供させて頂いて、自信を持って言えることは「親が変わらないと子どもは変わらない」ということです(もちろん例外はあります)。
では、親が変わるとはどういうことかといいますと、例えば子どもとの接し方を変えたり、厳しすぎる親はもう少し優しく、逆に甘い親はもう少し厳しくといった感じでバランスの取れたしつけを目指したり、家のルールを子どもに合ったものにしたりと、かなりやるべきことがあります。このような変化が見える親御さんの方が、子どもがカウンセリングから卒業できるのが確実に早いです。
子どもに対してのカウンセリングはどういうものか
大人の場合、普通に話すことでカウンセリングができますが、子どもの場合はずっと座っているだけだったり、話すだけというのがなかなか難しいことが多いので、一緒に遊びながら話すという手法を用います。この遊び自体がカウンセリングとなります。
親御さんへの心理教育
前途したように、親御さんが変わることが子どもの精神疾患を治すうえで必要不可欠です。そのために親御さんが何ができるか、何を続けるべきで、何をするべきではないか等を心理教育させて頂きます。

まずは、気軽に御連絡ください。

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カウンセリングが自分に合うものかを判断して頂けます。

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