LGBTQの心理学

こんにちは。

カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。


今回から数回にかけて、LGBTQのことについて書いていきたいと思います。
細かく書き始めればきりがないので、かいつまんで書きます。
なぜこのトピックかというと、リクエストを頂けたのでそれに応えたいという気持ちもありますが、それよりなにより、これを読んでくれた方のLGBTQへの理解が少しでも深まれば幸いです。また、こんなことは日本人では無いとは思いますが、宗教などの理由によりLGBTQは存在しないと考える方もいます。そういった方たちとの議論は致しませんので、予め御理解ください。

 


私が診てきたクライアントの中にも数えられるほどではありますが、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クエスチョニング)のクライアントがいました。彼らの心の傷は、異性愛者のそれとは比べ物にならないほどのものです。

彼らは幼い頃から「自分は違う」という感覚をもって育ちます。人それぞれで、もう幼い頃から自分は異性愛者だと認識できる人もいれば、「何かが違う」くらいの感覚の人もいます。実は、幼い頃からそのサインが見受けられます。例えば、ゲイの男の子場合は、女の子の服を着たがったり、女の子のような振る舞いをしたがっていたりなどがそれに当たります。ここで大多数の親は、「男の子なんだから」という誰が決めたかわからないなんとも不透明なルールを子どもにあてはめます。そしてこれが彼らをトラウマへと導いてしまいます。

 

人は群れで生きていく生物で、人と同じであることを好みます。同じであれば安心しますし、周りと違うと寂しさや悲しさや孤独感に苦しむことになります。LGBTQの人たちは、これらの感情を子どものころから強いられ、トラウマとして強く心に残り、そのトラウマが多大なる影響を与えてしまいます。

 

考えてみてください。もしあなたが異性愛者である場合、特に何気なく当たり前にできていることが、LGBTQには当然ではないのです。それは髪型や服装の見た目や、公衆トイレのことや、「将来は結婚して子どもを作る」という異性愛者なら誰しもが一度は考えそうなことが、LGBTQの場合は「結婚」というコンセプトすら考えられないのです(国によっては認められているところもあります)。

 

幼い頃は家族から理解されず、大きくなっても友達や周りから理解されず、そして国や社会からも理解されない。。。

 

もし、この世界の90%がLGBTQであなたは10%の異性愛者の一人だったら。。。もし異性愛者であることが「違う」という世界だったら。。。

 

彼らの心の傷は異性愛者のそれとは比べ物にならないことは理解して頂けたことを切に願います。じゃあ、何ができるかという次の質問が浮かぶと思いますが。一番は話を聞いてあげることです。彼らを理解するために、何を考えどういう苦しみを今までそして今も感じてきたかを聞いてあげることです。一人一人の理解が必ず世界を変えられるはずです。

 

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