カウンセリングへの偏見
2017.01.30
こんにちは。
カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。
以前、お笑いコンビナインティ―ナインの岡村さんが、長期休養されたことがありました。
理由に関してはいろいろ噂が出ましたが、
鬱になって精神病院に入院していたんではないだろうか?
という事も言われていました。
もし、本当に何らかの精神病(うつ病などの)になって精神科やカウンセラーから治療を受けていたのだとしたら、なぜそれを公表できなかったのでしょうか。
もちろん、人を笑わすことを生業としている以上、精神的な病気になってしまったという事が公になれば、仕事に影響してしまうかもしれないのは理解できますが。
もし、本当に精神病になっていたのだとしたら、ぜひ公表してほしかった。
逆に、こういった噂が出たにもかかわらず公表しなかったことによって、世間の精神病に対しての偏見をさらに助長してしまったのではないかと思います。
よく
「カウンセリングって頭おかしくなった人のためのものだよね?」
「カウンセリングってうつ病になった人だけが行くんだよね?」
という偏見に基づいた質問を受けます。
決してそんなことはありません!!!
生きていればいろんな壁に出くわします。悩んで、もがいて、あがいて、苦しんで、それでもなかなか壁を乗り越えられない時ってどうしてもあると思います。
カウンセリングはそんな人に手を差し伸べるためのものです。
カウンセリングとはあなたの成長を助けるためものです。
カウンセリングとは一人で悩み続けているあなたに、もう一度自分の良さを再認識する助けをするためのものです。
カウンセリングとは絶望的になって、何の光も見えなくなってしまったあなたに、もう一度光を見られるように手助けするものです。
カウンセリングとは、不安で頭がいっぱいでどうしようもない人の不安を緩和してあげるものです。
実際アメリカではたくさんの人がカウンセリングを日常的に受けています。
日本でも早く偏見がなくなることを切に願います。
このブログを読んで頂いて、少しでもカウンセリングを理解できて頂ければ幸いです。
荒川龍也カウンセリングルーム
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