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大人の引きこもりの原因

こんにちは。

カリフォルニア州公認心理カウンセラーの荒川龍也です。

 


先日、ニュースで大人の引きこもりの平均年数が22年であることが、実態調査で明らかになりました。



また、引きこもり総数の内閣府の推計は70万人、厚生省は25万5000人とものすごい数字になっています。そして、そのうちの95%以上に、精神病の診断名がつけられてしまうそうです。多くは、不安障害、うつ病、ADHDなどの発達障害が見受けられます。このデータを通して言えるのは親の甘やかしや子の甘えのみが原因ではないということだそうです。


本当にそう言い切れるのでしょうか?
親の甘やかしが精神病に導いてしまった可能性は?



もちろん、多種多様な原因が織り交ざって引きこもりという状況が完成されてしまったことは否めませんが、現在引きこもっている成人が生活していくためにはどこからか金銭的援助が必要になります。その援助はどこからくるか。親もしくは国からです。ここでは、親からの金銭的援助を得ている引きこもり成人にフォーカスしたいと思います。


引きこもりになってしまうきっかけは必ず存在します。
それは不登校であったり、離職後に次の仕事が見つからないままだらだらといつのまにか引きこもりになってしまったり、そもそも社会に出る必要性を感じなかったり。。。様々な理由が考えられます。


しかし、どれも金銭的援助があってこそ実現し得るのです。


つまり、金銭的援助を与えているモノ(親や国)が引きこもりを作り出していることも否めないのです。


私は引きこもりのクライアントとその親を多数診てきましたが、残念ながら親が変わらない限りはクライアントの引きこもりを止められることはかなり難しいことが多いです。そして、それら引きこもりの親に共通していえることは

「助けを与えず、何もしないでじっと見守る」ことの難しさです。

「何もしない」という事ほど難しいことはありません。なぜなら多大なる無力感と罪悪感を感じてしまうからです。たとえ小さなことでも何かしていた方が、それらを感じなくていいから楽なのです。ですが、多くの場合、親が子どもに助けを与えすぎることが多いです。その結果として、子どもの自信を奪い、子どもが外の世界に自らを放り込むことを恐れるようになり、うつ病や不安障害になってしまう事が多々あります。

タイミングは難しいですが、「何もしない」というのも勇気ある行動の一つではないでしょうか。

引きこもりもまた、カウンセリングで治療可能です。
この場合は、個人カウンセリングと共に家族カウンセリングも大変有効です。

また、引きこもりという性質上、オフィスにカウンセリングを受けに来ることが難しい場合は、ご自宅でのカウンセリングも可能です。

 

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