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カリフォルニア州公認カウンセラーのブログ

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荒川龍也 LMFT 米CA州公認心理カウンセラー > blog > アダルトチルドレン > アダルトチルドレンとHSPの決定的な見分け方とは

アダルトチルドレンとHSPの決定的な見分け方とは

こんにちは。カリフォルニア州公認心理カウンセラー&アダルトチルドレン専門心理カウンセラーの荒川龍也です。

日本の精神医療・心理学の遅れが原因で、誰でも心理カウンセラーと名乗れてしまい、結果として間違った情報が山ほど散乱してしまっているのが日本の現状です。その一例として、非常に多くのHSP専門心理カウンセラーと自称されている方を拝見しますが、もちろん正しいトレーニングを受けているわけではないので、間違った情報を平気で発信してしまっています。その結果、一番の被害者は生きづらさで悩んでいらっしゃる本人であり、最悪の場合生きづらさを悪化させてしまうのです。

この記事では、そのような方によくある疑問の一つである、「生きづらさの原因はHSPだからなのか、それともアダルトチルドレンだからなのか」についてお話しさせて頂き、生きづらさの緩和に役立てて頂ければと思います。

まずは、端的にお答えいたします。幼少期(赤ちゃんの頃から高校生くらいまで)に親から酷い扱いを受けていたのだとしたら、生きづらさの原因はHSPなのではなく、アダルトチルドレンであると考えておいた方が安全です。

先々月の記事でも説明差し上げましたが、HSPとは先天的なもの、生まれながらにして持っているものです。それに対して、アダルトチルドレンとは後天的になってしまうものであり、環境がそうならせてしまったのです。

もし私たちが住む現在の社会が理想的なものであれば、子どもが何かしらの問題を学校などで起こすと、学校側が親に一度心理カウンセラーや精神科医に診てもらったほうがいいと提案します。子どもを診てもらった結果、子どもは何かしらの診断を受けます。(注:心の病に関して言えば、ADHDも含めてアメリカではすでにこの流れが確立されています。)この結果、何が原因か断定ができるのです。もしHSPが原因だとしたら、この時点で断定しておかなければ、大人になって断定するのは非常に難しいのです。

現在あなたが生きづらさを感じているとしても、もし子どもの頃にHSPかもしれないということで、他の全ての可能性(親からの虐待、他の心の病)を除去し、HSPだと断定できていたのだとしたら、今のあなたの生きづらさをHSPのせいだと言い切れます。しかし、日本では子どもの頃からそのように断定できるような前述したシステムが確立されていないため、あなたは今の生きづらさが生まれ持ったものなのかどうかを、断定することはできませんし、専門家でもそれは非常に難しいです。

ならば、アダルトチルドレンであると考えておいた方が安全であり、その方が希望が持てます。なぜなら、アダルトチルドレンが原因で起こる生きづらさは緩和することができるからです。実際に、生きづらさが原因で私のカウンセリングを受けられる方全てが、親からのひどい扱いや虐待を受けたことが原因で生きづらさに繋がっています。さらに、そのような扱いを受けていたけど忘れてしまっていたがゆえに、自分をアダルトチルドレンと理解するのに時間がかかる方も非常に多くいらっしゃいます。

もちろん、非常に健全に育てられたとしても生きづらさを感じる方はいらっしゃるでしょうし、その場合は「HSPかもしれない」と考える事は可能でしょう。しかし、それも他の可能性(そもそも日本文化が合わない、他の心の病などなど)も違うと断定できてからでないとHSPと断定はするべきではありません。そして、もちろんその断定する作業を正しく行えるのは、正しいトレーニングを受けた心理カウンセラーや精神科医のみです。

以上、正しい知識を得て頂ければ幸いです。

荒川龍也
カリフォルニア州公認心理カウンセラー

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アダルトチルドレン専門の心理カウンセラーとして、多くの方に心理カウンセリングを提供していく中、多くの方から「生きづらさ」について御相談頂いている事がわかりました。しかし、日本の心理学の大幅な遅れが原因で間違った情報がインターネットやSNSであたかも正しいかのように扱われ、それが原因で「生きづらさ」がさらに悪化してしまっている方も非常に多く見受けられます。

そういった方のために、心理学先進国である米国の大学院を卒業し、その後も正しい心理学のトレーニングを受け続けている私の心理カウンセリングで「生きづらさ」を緩和させて頂く事が出来ます。しかし、経済的な理由など様々な事情により心理カウンセリングを受けられない方が多くいらっしゃる事にも気づきました。よって、この度、そのような心理カウンセリングを受けたくても受けられない方のために、米国流アダルトチルドレン脱却法というオンラインコースを作成いたしました。

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