生きづらさは毒親が原因
2022.11.11
こんにちは、カリフォルニア州公認心理カウンセラー、子どもとその家族、大人のうつ病・不安障害、そしてアダルトチルドレン専門の荒川龍也です。
今回の記事では、アダルトチルドレンの方の生きづらさの根本の原因をお話致します。
率直に申し上げて、生きづらさの原因の根本は、あなたが子どもの時に毒親があなたを健全な子育てを基に育てられなかった事です。ゆっくりみていきましょう。
生きづらさとは
そもそも、生きづらさとは何でしょうか。
「〇〇がストレス」
「□□で辛い」
などと表現されると思います。しかし、ストレスを感じたり、辛く感じる事は例え毒親に育てられていなかったとしても感じるものです。なので、毒親に育てられたわけではない人が感じるのは生きづらさと表現するのは的確ではありません。感じて当然のことを感じているに過ぎないからです。
では、本当の生きづらさ、つまり毒親に育てられたアダルトチルドレンの方が感じてしまう生きづらさとは、そうではない人と比べて何が違うのでしょうか。それは、程度と継続性です。
例えば、同じ辛い経験をしたとしても、健全に育てられた人の場合は、辛さの度合いが5程度であったとしても(注:0-10で10が一番辛いとする)、アダルトチルドレンの方の場合は、8-10くらい感じてしまうのです。また、健全に育てられた人の場合、その辛さがある程度は続いたとしても、ずっと続くという事はあまりないのに対して、アダルトチルドレンの方の場合は、それがかなり長期間続いてしまいがちです。
毒親の影響とは
では、なぜ程度が強く、継続してしまうのでしょうか。それは、毒親の影響なのです。
子どもの時に辛い事があった時に、親がどういう風に対応してくれるかで、大人になってからどういう風に感じるかが変わってきます。子どもは嫌な事があったとしても、自分で自分を慰めたり、元気づけたり、立ち直らせたりすることが簡単にはできませんので、親がそれを代わりにやってあげなくてはいけないのです。もしそれをやってくれ続けたのだとしたら、それはあなたの親は毒親ではない可能性を示唆します。しかし、毒親は子どもがピンチの時でも助けてくれません。その結果、子どもは非常に辛い思いをし続けなくてはならなくなります。当然の事ですが、子どもの頃の経験は今に直結していますので、子どもの頃辛い時に、親が助けてくれなかったのだとしたら、それが原因で今辛い事があった時に、非常に強く感じてしまい、なおかつかなり長い間感じてしまうのです。
これは事実であり、この事実をありのままに受け入れる事が生きづらさの緩和への近道となります。辛いかもしれませんが、まずは生きづらさはあなたのせいではなく親のせいという事実を受け入れて頂ければと思います。
以上、参考にしていただければ幸いです。
荒川龍也
カリフォルニア州公認心理カウンセラー
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